【PFCS】バレンタインだから特別にif
尊いは正義
前置きしとく。
連日に渡って尊いクォラミSSやらクォ紫電ちゃんSSを書いていただいてしまって
連日、四六時中ニヨニヨしていたのですが
(仕事中とかヤバかったんだからね!)
こうも尊い物を見ると
尊い物を描きたくなる衝動に駆られるのは必然な訳でして
とりあえず勢いだけで
いつもより一歩だけ踏み込んだいちゃらぶを
書きたいとこだけ書いてみました(´>ω∂`)
※あてんしょんぷりーず!
ここから先はifの展開だよ☆
本来、
クォルとラミリアは両思いですが
くっ付いてはないので(笑)
2人がくっつかないままがいいって方は回れ右でお願いしますねっ!
本編では まだまだくっ付ける気はないよっ!趣味だからね‼︎
でわでわ
お気を付けて下記へどうぞー
糖度ばり高に いちゃついてるだけで
えろくはないので安心してね(´∀`*)
▼
▼
▼
▼
▼
▼
▼
▼
▼
▼
今出来る、精一杯。
ただでさえ背の高いクォルの服の襟元を引き、精一杯背伸びをしているラミリアは、緊張からか小刻みに震えている。
クォルが意を決して唇を重ねようと顔を近づけた熱を感じて、ラミリアはハッとして目を見開いた。
見ればもう唇が触れる寸前で、ラミリアは耐え切れず
「…や、…やっぱ、ムリーっ!」
と叫ぶや否や、勢い余ってクォルを突き飛ばした。
「…⁈…ぃテッ!」
完全に油断していたクォルは、突き飛ばされた勢いで尻餅をつく。
それに我に帰ったのか、ラミリアが真っ赤な顔のままアワアワと倒れ込んだクォルに手を伸ばした。
「ご、ゴメン…っ、つい…」
「つい、とかアホか…!お前からしてきたんだろーがよ…」
「だ、だ、だって…!」
「…だってもクソもあるかよ、ばかやろう…」
ボソリとそう呟くと、クォルは差し出されたラミリアの手を取り、そのクォルの体を引き揚げようとした力より強く、反対にそのままラミリアを引き寄せた。
ラミリアは予想してなかった行動にバランスを崩し、手を引かれた勢いでクォルの上に倒れ込む。
「…⁈きゃっ…、」
小さな声をあげたラミリアに構わず、クォは倒れ込んできたラミリアの顎をしゃくると、そのまま有無を言わさず唇を重ねた。
「…ン、⁈」
突然の事に目をパチクリさせたラミリアだったが、瞬時に事態を把握したのか、一瞬で先程より顔を真っ赤に染め、クォルから顔を離す。
だが…
今度は両頬を大きな手で包まれ、そのまま真っ直ぐな目で見つめられてしまい、思わず動けなくなってしまった。
顔は赤いままだし、恥ずかし過ぎて目眩がしそうだ。
「ク…クォ…」
「…っ…。
お前な、今すげぇ顔してっからな…暫く俺以外見んなよ、絶対」
「は、はぁ…?こ、こんな風に顔を持たれたら、…あ、アンタ以外見れない、わよ…」
「当たり前だろ…そうさせてんだから…。
オラ、いいから目ェ閉じろよ。続き出来ねぇだろ」
「は、つ、続き…⁈」
「…ばーか。さっきので足りるわけねぇだろ…」
それだけ言うと、クォルはもう一度ラミリアの顔を引き寄せ、今度はさっきより強く口付けた。
ラミリアがギュウッと目を瞑るのを薄目を開けて確かめると、少しだけ唇を離し、改めて、今度は深く唇を重ねた。
何度も何度も唇を奪われ、次第に脳の先から痺れる様な不思議な感覚に襲われてきたラミリアは、思わず身体に力が入らなくなり クォルに乗り掛かってしまう。
「ク、ォ…」
絞り出す様にクォルの名前を呼び、ラミリアは堪らずクォルの胸をトン、と叩いた。
「…、っ…ワリぃ…」
クォルは気付いて慌てて唇を離す。
解放されたラミリアは、赤いままの顔を隠す様にクォルの胸に顔を埋め、荒くなった呼吸を整えた。
クォルは自分の胸で心なしか震えてしまっているラミリアを、そっと抱きしめる。
「はぁ…。
我慢してた分、歯止め効かねぇわ、やっぱ…すまん…」
その言葉に、ラミリアはフルフルとクォルの腕の中で首を横に振った。
「初めて…だから、びっくりしただけ…」
「……あのなぁ、俺だって初めてだっつの」
「え、でも…こうするの、なんか慣れてない…?」
「慣れるかバカ。
お前、そうしてて俺の心臓の音、聴こえねぇのかよ…」
「…ぇ…」
言われてみれば、確かに服越しに聞こえる鼓動が凄く速い気がする。
「…ホントね」
「たく…当たり前ェだろーが…
俺がどんだけ長い間、お前に触れたかったかと思ってんだよ…」
呆れたようにため息をつくクォルに、ラミリアはクスクスと困った様に笑って返した。
あとがき
ついでだから語る。
実際クォルはヘタレを地でいく男なので、絶対自分からキスする事は無く、そうなると必然的にラミリアが先手だろうなとか考えてニヨニヨする。
狼さんがこの後落ち着いたかはご想像にお任せするよ☆
ところで
バレンタインイベ用のSSは
これとは別に書いてますからね?
(๑ ˊ͈ ᐞ ˋ͈ )ƅ̋